※このカレーはこだわり過ぎており、一般的ではありません。
全材料
玉ねぎ44個(小ぶり)・人参8本・セロリ5本・パセリ1パック・ニンニク5株・しょうが5株・スパイス25g・りんご8個(小ぶり)・トマトピューレ1パック・鶏がら2kg・豚ガラ2kg・手羽先1.2kg・牛スジ500g・豚バラ1,200g・ほしえび2パック・貝ひも0.5パック・わたりがに3パック・白ワイン1本(3㍑)・バター1.5個・昆布・しいたけ・かつおぶし・あさり2パック・鯛のかしら1パック・生エビ1パック(10尾くらい)・生クリーム1パック・マッシュルーム2パック(大)・しめじ3パック、乾燥大豆100g、ブラックチョコ36g・マンゴーチャツネ100g ・牛乳1.5㍑・小麦粉20g・生クリーム200g・ココナツミルク1/2缶・ブーケガルニ・ローリエ数枚
ルー
(全材料に含む)
たまねぎ30個・にんじん2本・セロリ2本・にんにく2株・しょうが2株 リンゴ4個
ターメリック1g クミンシード3g、クミンパウダー3g コリアンダー5g ガラムマサラ2g シナモン0.5g カルダモン0.5gオールスパイス1g ブラックペッパー0.5g ホワイトペッパー0.5g五香粉0.5gパプリカ1g ナツメグ1g クローブ0.5gセージ0.5g チリペッパー1g ハバネロペッパー1gタイム0.5g 花椒 0.5g SBカレー粉4g
以上をなべで香りが出るまで軽く炒る。
作り方の工程
🍛その1🍛
まず豚ガラスープの作成から。 強火で8時間煮出します。
🍛その2🍛
鶏ガラスープを作ります。 鶏ガラは内臓をしっかり出してから(これをしないとオエオエになる)、一度沸騰したお湯に通して臭みを取ります。 軽く対流するくらいの弱火で2時間煮ます。
🍛その3🍛
手羽先の出汁を取ります。手羽先の先は骨を折っておき、関節のところを分断してフライパンで軽く火を通してから鶏ガラスープを煮出している中に入れます。2時間したら取り出します。
🍛その4🍛
手羽先の腕の部分のみ取り出し、鶏ガラスープは濾し取り、鶏ガラは水を加えて強火で30分ほど煮て二番出汁を取ります。 手羽先の腕の部分は皮をはぎ、肉部分と骨を分けます。
🍛その5🍛
はぎ取った皮はオーブンで180℃22分くらい焼きます。
カリカリになったら包丁で粉々にして、手羽先の肉部分を合わせてカレーの具としてとっておきます。
🍛その6🍛
牛すじを煮込みます。これはかなり適当になります。 一口サイズに切って塩コショウしてから軽く炒めます。 そのまま電子ジャーに入れてトマトピューレと白ワインで保温するだけ。(たまに再加熱で沸騰させます)1日以上やればふわふわの牛すじができます。
🍛その7-1🍛
玉ねぎを炒めます。 まずバターを電子レンジで温めて上澄みの油だけを使います。(残った液はキノコを炒めるとき使います)上澄みの油だけを使うことでバターが焦げずに玉ねぎを極限まで炒めることができます。
🍛その7-2🍛
玉ねぎ30個のうちまず10個をスライスして炒めます。 このときできるだけ薄く(食べる人が喜ぶ顔を想像しながら)切ります。真ん中の青いところは切り落とします。始めは強火で、色づいてきたら火を弱めながらじっくり炒めます。
🍛その7-3🍛
玉ねぎをさらに10個スライスして炒めます。
🍛その8🍛
玉ねぎ30個の炒めを詰める。じっくりやって、気泡が細かくなるまで水分を飛ばし、玉ねぎの旨味を凝縮する。ちなみに30個の玉ねぎが手の拳2〜3個くらいの体積になります。
【重要】ここまでやることがタキオンカレーの生命線になります!
🍛その9🍛
ルーに入れる生姜とニンニクをみじん切りにします。 普通のみじん切りからさらに35分くらい包丁の二刀流で細かくします。 (隣のコンロでは30個の玉ねぎをじっくり炒めながらすすめます)
🍛その10🍛
炒めきった玉ねぎに生姜とニンニクのみじん切りを追加してさらに炒めます。(始めは真ん中を空けて生姜とニンニクを炒めて水分を飛ばし、香りが出てきたら玉ねぎと混ぜて少し炒めます(焦げないように注意します)
🍛その11🍛
人参の皮を剥き、中心の部分を取り分けます。(中心部分はスープの出汁に使う) 外側の方をすりおろし、炒め玉ねぎ、にんにく生姜の中に混ぜます。
🍛その12🍛
次にセロリをすりおろし、人参と同様に炒め玉ねぎの中に混ぜます。
🍛その13🍛
今度はりんごをすりおろし、同様に炒め玉ねぎに混ぜます。 炒めて水分をある程度飛ばします。
🍛その14🍛
スパイスを調合します。(20種類) 今回は全量25gになるようにしました。 鍋に入れて香りが出るまで煎ります。(焦げないように) 炒め玉ねぎ〜りんごまで入れて水分を飛ばした後にこのスパイスを入れて混ぜればカレールーの出来上がり!
🍛その15🍛
豚バラ肉を煮ます。前日に塩コショウをして寝かしておき、表面を軽く焼いてから牛すじを入れている電子ジャーの釜に足します。たまに再加熱しながら2,3時間煮ます。
🍛その16🍛
乾燥大豆は軽くすすいだ後、前日に6時間ほど水につけておき、弱火で数時間煮ます。ある程度軟らかくなったら、牛すじと豚バラが入った電子ジャーに合わせて入れます。
🍛その17🍛
カニスープを作ります。 出汁がでるようにカニの細い足の部分は包丁の峰(上の部分)で叩いて砕いておきます。 野菜をバターで軽く炒めてからカニを入れワインで3〜40分煮ます。濾し取ったスープは鶏ガラスープに混ぜます。
🍛その18🍛
素干しあみの出汁を取ります。 オキアミを2パックワインで2〜30分煮て濾し取り、鶏ガラスープに混ぜます。
🍛その19🍛
エビの具を処理します。 殻を取り内臓を取り出してから細かくみじん切りにします。パテ状になったらフライパンでバターで焼きながらそぼろ状にして、カレーの具として最後に入れます。
🍛その20🍛
エビの殻は鍋に入れてワインで出汁を取ります。 鶏ガラスープに混ぜます。
(鶏ガラスープがだんだん美味しくなってきたかな?)
🍛その21🍛
その17で作ったカニスープのカニから中身を出します。(これがかなりの手間😂) 取り出した中身はカレーの具として最後に入れます。
🍛その22🍛
鯛のお頭のスープを作ります。 グリルで少し焼いた後、フライパンに鯛と生姜を入れてワインで30分煮てスープを取ります。鶏ガラスープに混ぜます。
🍛その23🍛
電子ジャーで温めていた牛すじと大豆を取り出し、濾し取ったスープは鶏ガラスープに混ぜます。牛すじと大豆は最後に具として入れます。豚バラ肉は細長い角切りにして最後に具として入れます。
🍛その24🍛
アサリのスープを作ります。 アサリは沸騰直後に1つ貝が開いたら火を止め蓋をして置いておきます。しばらくするとすべての貝が開いているので、スープを濾し取り鶏ガラスープに混ぜます。具は最後にカレーに入れます。
🍛その25🍛
しめじとマッシュルームを炒めます。 それぞれバターソテーして少し塩コショウして具として最後に入れます。
🍛その26🍛
貝紐の出汁を取ります。合わせて手羽先の骨の部分を叩いてヒビを入れて髄の出汁を取ります。30分くらい煮出した液を鶏ガラスープに混ぜます。
🍛その27🍛
昆布出汁、椎茸出汁、鰹節出汁を取ります。 昆布、乾燥椎茸を鍋に入れて水を入れて30分くらいつけておきます。 とろ火で30分くらい煮たら、鰹節を入れて火を消します。 濾し取った出汁を鶏ガラスープに混ぜます。
🍛その28🍛
具に入れる人参を塩茹でします。 人参の真ん中部分を取り除いてスティック状からサイコロ状に切ります。 1%の塩水で20分くらい(やわらかくなるまで)茹でたら最後に具として入れます。
🍛その29🍛
ホワイトソースを作ります。 同量の小麦粉とバター(20gずつ)を鍋でとろ火にかけます。サラサラになるまでじっくり火をかけ小麦粉のグルテンを焼き切ります。(粉っぽくしないため) その後牛乳を少しずつ入れて艶が出るまで混ぜさらに牛乳を足してソースができます。
🍛その30🍛
仕上げ段階になりました。 旨味の詰まったスープを2㍑くらいまで煮詰め、カレールー、ココナツミルク、ブラックチョコを入れます。
🍛その31🍛
生クリーム、フルーツチャツネ、ほうじ茶、ホワイトソースを入れます。
🍛その32🍛
炒めたマッシュルーム、しめじ、あさり、そぼろ状のエビ、牛すじ、豚バラ肉、大豆、カニの中身、手羽先の肉、粉砕した皮部分、塩ゆでした人参を入れます。
🍛その33🍛
追い玉ねぎを炒めます。ルーを作るときと同様にスライスしてじっくり炒めます。(油は豚バラ肉や牛すじを煮たときに取っておいた上澄みの油を使います)
🍛その34🍛
りんごをすって追い玉ねぎに足します。
🍛その35🍛最終章🍛
牛乳、追い玉ねぎりんごを入れて塩を加えます(35gにしました)ローレル5枚、ガラムマサラを少々入れて…
ついに🍛🍛🍛完成🍛🍛🍛