2022年 第47回エリザベス女王杯 データ予想 イズジョーノキセキがルメールで勝つ!

(JRA公式サイトより)

エリザベス女王杯予想

総括

3歳馬の秋華賞組は疲れ、反動から入着までと見ています。

本命はイズジョーノキセキにしました。連勝で府中牝馬Sを勝った馬エリザベス女王杯を好走することが多い(夏場の使い詰めをのぞく)と見ています。

2番手はウインマイティーです。この馬はオークス3着の後、秋になって調子を落とし成績が振るいませんでした。
今年はマーメイドSを勝ったことで完全復活したと見ています。3か月半休みを置いて京都大賞典からの始動を考えると、
かなりこのレースを意識したローテーションで、本気に勝ちに着ていると見えます。

3番手はデアリングタクトです。
この馬に関しては実力が出せるかどうかなので、足の状態がどこまで戻ったかにかかっていると思います。

ステップと過去成績

府中牝馬S


勝ち馬は過去26年で19頭出走(2.4.1.12)
勝率.105、連対率.316、複勝率.368

府中牝馬Sを勝った馬でエリザベス女王杯も連対するには、G1一桁着順経験、府中牝馬Sの前のレースも連対している必要があると思われます。

連続連対していなかった馬はメジロドーベルのみで、宝塚記念5着から府中牝馬Sを勝っていました。この馬は準3冠馬で例外とみてよいと思います。

(今年は関係ないですが、G1経験のなかった馬で府中牝馬Sとエリザベス女王杯を連続連対した馬はダイヤモンドビコーのみ。
この馬は重賞3勝馬なので、余力をもって府中牝馬Sを挑む馬でないとエリザベス女王杯で好走は難しいと思われます。)

イズジョーノキセキ・・・連勝で府中牝馬Sを勝ち、去年のエリザベス女王杯5着です。かなりの有力馬と見ます。

アンドヴァラナウト・・・愛知杯とヴィクトリアマイルを二桁着順では厳しいと見ています。

秋華賞


勝ち馬は過去26年で15頭出走(3.2.1.9)
勝率.200、連対率.333、複勝率.400

スタニングローズ・・・今までの秋華賞馬より実績不足とみています。エリザベス女王杯では余力が残っていないため入着までとみます。

2着馬は過去26年で14頭出走(1.3.0.10)
勝率.071、連対率.286、複勝率.286

ナミュール・・・秋華賞を休養明けで挑んだ馬なので反動が出ると見ています。

詳しくは前回の記事で解説していますので参考にしてください→秋華賞馬スタニングローズは エリザベス女王杯は勝てない? 秋華賞2着のナミュールも厳しいか?

オークス


スタニングローズナミュール前述のため切らせていただきます。(オークス3着馬は今までもすべて馬券外でした)

ピンハイ・・・前走条件戦で2勝目をあげたのはマイナスでしょう。2勝馬で馬券に絡んだ馬は2001年のローズバドと2006年のフサイチパンドラの2頭。
どちらもオークス2着、秋華賞は3着、2着からの参戦でした。

ピンハイは条件戦の勝ち上がり、オークス4着では明らかに足りないとみました。

クイーンS


エリザベス女王杯だけをみるとクイーンSを勝たないほうが良いと思われます。勝った馬でエリザベス女王杯を連対した馬2頭だけです。

アヴェンチュラは秋華賞、オースミハルカは府中牝馬Sを勝っていました。
クイーンSを勝った馬は連勝してエリザベス女王杯に挑まないと厳しいでしょう。(ダイヤモンドビコーもクイーンS2着の後、府中牝馬Sを勝っていました。)

テルツェットは前年と同じくヴィクトリアマイル二けた着順の後クイーンS勝ちでは今回も惨敗する可能性は大と思われます。

京都大賞典


今年はウインマイティーのみ。ここからのステップは例が少なく取捨選択が難しいです。
現時点ではG1入着経験か、過去1年2000m以上の重賞勝ちがある馬がねらい目と思われます。

ウインマイティーは一昨年のオークス3着の後、調子を落として成績が落ち込んでいましたが
この春から復調したようでマーメイドSを勝った後エリザベス女王杯に狙いを絞ったローテーションに見えます。
有力馬の1頭と見ています。

オールカマー


このステップは中山2200mなのであまり直結しないとみています。(中山の2200mは展開や枠順に影響が出やすく、馬の能力に関係ない成績が出やすいと思います)
オールカマーを連対している馬はG1馬クラスでないとエリザベス女王杯でも連対できないと見ています。

ジュラルディーナ・・・明らかに夏場を使った勢いでオールカマーを勝ってきており、エリザベス女王杯では余力が残っていない馬と思われます。

ウインキートス・・・距離実績、重賞実績ともに良いのですが、関東馬で関西の成績がないことがマイナスと見ています。
関西の参戦は去年のエリザベス女王杯だけですが、10着ということをみると適正か輸送に問題ありと見ます。

デアリングタクト・・・実績は十分なので6着から巻き返す力は十分あると見ています。

3冠レースの勝ち馬で2年後のエリザベス女王杯の成績を調べてみました。
秋華賞勝ちの馬はかなり有力です。できれば過去1年で重賞連対が欲しいところですが、ファレノプシスは過去1年で4戦して入着もなしでした。
これらをみるとデアリングタクトは有力馬の1頭になります。

外国馬

マジカルラグーン・・・オークス1勝だけでは厳しいと見ています。

外国馬は11年ぶりの出走。今までの出走馬のローテを表にまとめました。
連覇したスノーフェアリーは英オークス1着、愛オークス1着、ヨークシャーオークス2着とG1を連勝して3連続連対もしていた馬です。
外国馬で狙えるとしたら3冠馬クラスでないと厳しいと思われます。

2003年に3着にきたタイガーテイルはイタリアG1で2着(共和国大統領賞)、カナダG1で2着(EPテイラー賞)があり、硬い馬場での成績を収めていました。

ジャパンカップも含めてですが、外国馬で買える馬は、アメリカ、カナダでG1連対か、香港かイタリアのG1勝ちがあるとよいと思っています。
ヨーロッパしか経験がなければG1を合計3勝かG1連勝経験がないと買えないと見ています。

今年のマジカルラグーンはG1では愛オークスのみしか勝っておらず、明らかに実績不足と見ています。
おまけに前走から中11週もあいており、ジャパンカップを見据えて、エリザベス女王杯をたたき台として参戦したのではないかと思います。

前年のエリザベス女王杯


勝ち馬が翌年も出走した馬は15頭いました。(4.3.2.6)
勝率.267、連対率.467、複勝率.600

数字で見るとアカイイトは有力馬の1頭と思われます。
しかし、この馬券に絡まなかった6頭中4頭は出走した年に連対がなく、調子を落としていました。アカイイトも近走は惨敗が続いており、調子を崩したタイプと見ています。

以上を踏まえて、
連勝で府中牝馬を勝ち勢いがあるイズジョーノキセキを1番手
マーメイドSを勝ち、京都大賞典ひとたたきして挑むウインマイティーを2番手
3冠馬の意地、脚部不安を乗り越えるか期待を込めてデアリングタクトを3番手としました。

エリザベス女王杯予想

3着馬のローテ

3着は府中牝馬Sの入着、秋華賞の一けた着順、G1馬あたりが多く来ています。
今年でいうと、イズジョーノキセキ、アンドヴァラナウト、デアリングタクト、アカイイト、スタニングローズあたりでしょうか。

 
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
こういうデータを調べてほしい、こうすればもっとわかりやすいなど、ご意見あればコメントください。
今後もっとより良いデータを公開しながら、予想を楽しんで、データが皆様の予想の参考になればと思っております。
よろしくお願いします。

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