大阪杯がG1になったのは2017年のキタサンブラックが勝った年からです。
データは5年しかないため無理があると思いますが、今後のために予想します。
ステップと過去成績
金鯱賞
意外と金鯱賞勝ち馬が5年で2頭しか出ていません。それでも大阪杯では1着と3着なのでよいステップレースと思われます。
ただ、金鯱賞で2~5着から大阪杯の馬券に絡んだ馬は9頭中1頭のアルアインだけ。アルアインは皐月賞馬でもあるため、
金鯱賞を負けて大阪杯を連対するには、相当な実績が必要と思われます。
(初年のステファノスが6着から連対していますがステファノスも天皇賞秋、クイーンエリザベスⅡ世の2000mG12着2回の実績あり)
ジャックドールは昨年秋から5連勝中でG1初挑戦ですが、
勢いとステップから有力とみています。
レイパパレは去年の勢いはありませんが、連対は十分できると思います。
アカイイトはエリザベス女王杯のみしか実績がないため割引とみます。
ポタジェは重賞未勝利、G1連対実績もなしでは足りないと思います。
中山記念
アドマヤハダルは重賞未勝利、G1連対実績もなしなのでいらないとみています。
京都記念
アフリカンゴールドは京都記念勝ちが2年4か月ぶりの勝利では明らかに実績不足と思います。
AJC杯
キングオブコージは目黒記念も勝っており、実績では問題ないと思いますが、
AJC杯から直行の馬はきたことがないので今回は切らせていただきます。
(連勝しているような勢いや中距離G1連対実績などあれば考慮の余地ありとみています)
有馬記念、ジャパンカップ、天皇賞秋、宝塚記念
の成績は以下の通り
5着以内に来てる馬はかなり有力と思われます。
エフフォーリアはこの中で天皇賞秋と有馬記念を勝っています。
普通に考えると有力ではありますが
有馬記念勝ちは疲れや反動が出るのではないかと考えています。
詳しくは以前の記事を参考に→【大阪杯】エフフォーリアの単勝を買うべきか?
前年の大阪杯
勝ち馬が出るのは今回が初めてです。レイパパレがどんな結果になるか楽しみではありますが、普通に考えると
連対できるくらい好走できると思います。
大阪杯を連覇に挑む馬の出走が初めてなので過去のデータを調べてみました。
中距離G1を連覇できるか。宝塚記念と天皇賞秋の勝ち馬が翌年どうだったか?
宝塚記念の勝ち馬が連覇をかけて挑んだ馬は
過去30年で12頭(2.1.0.9)かなり厳しい数字でした。
連対馬の3頭は宝塚記念の前にG1を3勝以上していました。
クロノジェネシス3勝・・・秋華賞、宝塚記念、有馬記念
ゴールドシップ4勝・・・皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念
テイエムオペラオー7勝・・・皐月賞、天皇賞春、宝塚記念、天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念、天皇賞春
天皇賞秋の勝ち馬が連覇をかけて挑んだ馬は
過去30年で11頭(2.3.2.4)まずまずの成績でした。
3着以内のすべてがG1を2勝以上(他に2着経験もあり)、かつ天皇賞秋以降にも1勝以上はしていました。
アーモンドアイ7勝・・・桜花賞、オークス、秋華賞、ジャパンカップ、ドバイターフ、天皇賞秋、ヴィクトリアマイル
エイシンフラッシュ2勝・・・ダービー、天皇賞秋、(天皇賞春2着、有馬記念2着)
ウオッカ6勝・・・ジュベナイルフィリーズ、ダービー、安田記念、天皇賞秋、ヴィクトリアマイル、安田記念
ゼンノロブロイ3勝・・・天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念
シンボリクリスエス2勝・・・天皇賞秋、有馬記念、(ダービー2着)
テイエムオペラオー7勝・・・皐月賞、天皇賞春、宝塚記念、天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念、天皇賞春
バブルガムフェロー2勝・・・朝日杯FS、天皇賞秋、(宝塚記念2着)
以上を比較して
レイパパレ1勝・・・大阪杯のみ(宝塚記念3着)
もちろん大阪杯のデータではないので直接比較はできませんが、
中距離G1を連覇は(連続連対も)かなり難しく、格が相当必要と思われます。
今回このデータからレイパパレは3着もないと予想します。
結論
-
◎ジャックドール
〇ヒシイグアス
▲エフフォーリア
△アリーヴォ
ちょっと強引な予想ですが、
エフフォーリアが勝つのが難しいデータがあるので
ジャックドールかヒシイグアスが勝つとみて予想しました。
3着馬のローテ
まだデータが少ないですが、3着馬にはかなり実績馬が来ています。
G1馬、G1連対かつ重賞3勝馬など、錚々(そうそう)たるメンバーです。
ヤマカツエースはG1実績はありませんでしたが重賞5勝の実績あり、ステップレースの金鯱賞勝ちで挑んでいます。
5年のデータでは前走連対した馬しかいません。ある程度勢いが必要と思われます。
今年でいうとエフフォーリア、ヒシイグアスあたりでしょうか?
次点としてレイパパレ、キングオブコージくらいかなと思います。
(レイパパレは前述で3着もないと予想していますが)
金鯱賞 | ||||||
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 着外 | |
2022 | ⑤ジャックドール | ②レイパパレ | ⑩アカイイト | ①ポタジェ | ||
2021 | ||||||
2020 | ⑩サトノソルタス | |||||
2019 | ⑤エアウィンザー | ⑪ペルシアンナイト | ①アルアイン | |||
2018 | ①スワーヴリチャード | ⑮サトノノブレス | ⑦サトノダイヤモンド | ④ヤマカツエース | ||
2017 | ③ヤマカツエース | ⑭ロードヴァンドール | ⑪スズカデヴィアス | 6→②ステファノス |
中山記念 | ||||||
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 着外 | |
2022 | ||||||
2021 | ||||||
2020 | ③ダノンキングリー | ①ラッキーライラック | ||||
2019 | ⑭ステルヴィオ | ⑩エポカドーロ | ||||
2018 | ⑫ウインブライト | ②ペルシアンナイト | ||||
2017 | ⑬サクラアンプルール | ⑤アンビシャス |
京都記念 | ||||||
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 着外 | |
2022 | ⑦アフリカンゴールド | |||||
2021 | ⑫ワグネリアン | 8→②モズベッロ | ||||
2020 | ②クロノジェネシス | ⑨ステイフーリッシュ | ||||
2019 | ⑨ダンビュライト | ⑬ステイフーリッシュ | ④マカヒキ | |||
2018 | ③アルアイン | |||||
2017 | ⑥サトノクラウン | ④マカヒキ |
AJC杯 | ||||||
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 着外 | |
2022 | ⑪キングオブコージ | ①ポタジェ | ||||
2021 | ②モズベッロ | |||||
2020 | ⑦ブラストワンピース | ⑨ステイフーリッシュ | ||||
2019 | ||||||
2018 | ⑥ダンビュライト | ⑤ミッキースワロー | ||||
2017 |
有馬記念 | |||||||||||
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 | 7着 | 8着 | 9着 | 10着 | 着外 | |
2022 | ⑨エフフォーリア | ⑩アカイイト | |||||||||
2021 | ⑩ペルシアンナイト | ⑪クレッシェンドラヴ | 15→②モズベッロ | ||||||||
2020 | |||||||||||
2019 | ⑥ブラストワンピース | ②キセキ | ④マカヒキ | ||||||||
2018 | ⑬シュヴァルグラン | ①スワーヴリチャード | ④ヤマカツエース | ||||||||
2017 | ①キタサンブラック | ③ヤマカツエース |
ジャパンカップ | |||||||||||
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 | 7着 | 8着 | 9着 | 10着 | 着外 | |
2022 | |||||||||||
2021 | ③コントレイル | ||||||||||
2020 | ⑤ワグネリアン | ⑪マカヒキ | |||||||||
2019 | ②キセキ | ||||||||||
2018 | ⑬シュヴァルグラン | ④ヤマカツエース | |||||||||
2017 | ①キタサンブラック |
天皇賞秋 | |||||||||||
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 | 7着 | 8着 | 9着 | 10着 | 着外 | |
2022 | ⑨エフフォーリア | ④ヒシイグアス | ①ポタジェ | ||||||||
2021 | ⑥カデナ | ||||||||||
2020 | ⑤ワグネリアン | ⑪マカヒキ | |||||||||
2019 | ⑫サングレーザー | ②キセキ | ①アルアイン | ④マカヒキ | |||||||
2018 | |||||||||||
2017 | ②ステファノス | ⑤アンビシャス | 15→③ヤマカツエース |
宝塚記念 | |||||||||||
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 | 7着 | 8着 | 9着 | 10着 | 着外 | |
2022 | ②レイパパレ | ||||||||||
2021 | ②モズベッロ | ||||||||||
2020 | |||||||||||
2019 | ⑨ダンビュライト | ②キセキ | |||||||||
2018 | ⑬シュヴァルグラン | ||||||||||
2017 | ①キタサンブラック | ②ステファノス | ⑥サトノクラウン | 13→③ヤマカツエース |
前年の大阪杯 | |||||||||||
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 | 7着 | 8着 | 9着 | 10着 | 着外 | |
2022 | ②レイパパレ | ||||||||||
2021 | ⑥カデナ | ⑫ワグネリアン | |||||||||
2020 | ⑤ワグネリアン | ⑪マカヒキ | ⑦ブラストワンピース | ||||||||
2019 | ⑪ペルシアンナイト | ①アルアイン | ⑨ダンビュライト | ||||||||
2018 | ④ヤマカツエース |