（JRA公式サイトより：オッズは土曜日18：01時点）
今年もG1馬がそろって参戦し面白いレースになりました。
過去20年のデータをもとにジャパンカップの予想をしていきます。
ジャパンカップの傾向として
Ｇ１級の馬は天皇賞秋、秋華賞、菊花賞をステップにして来ることが多く
Ｇ１で好走したことのある馬、または初出走の場合は京都大賞典、アルゼンチン共和国杯をステップしています。
格が高い馬しか来れないレースで、G1連対経験がない馬は前走で京都大賞典かアルゼンチン共和国杯を勝っていないと厳しいと見ています。（例外２頭）
秋１戦消化が断然良く（特に京都大賞典）、２戦以上の時は前走G1で５着以内が必要になる。
2024年ジャパンカップの予想
-
◎ ３ ドウデュース
〇 ８ オーギュストロダン
▲ ９ チェルヴィニア
△ ４ ジャスティンパレス
△１２ ソールオリエンス
今年のジャパンカップ
ジャパンカップの連対するためのデータ
- 基本ステップは天皇賞秋、京都大賞典、アルゼンチン共和国杯で、それ以外の場合はＧ１連対経験は必要
- 間隔は２か月以内（勝ち馬は中６週以内）で、３か月以上空けた馬は去年のスターズオンアース1頭のみ（過去３０年）
- ３歳馬か４歳馬が主役、５歳以上は勝つにはG1複数勝っていないと難しいと考えます。（外国馬を除く）
- ステップ別に京都大賞典＝秋華賞＞天皇賞秋＞それ以外の順と考えます。
- 秋１戦消化が断然有利、２戦以上はG1で５着以内からの参戦で、秋に１度は勝っていること。
ステップレース別の考察
天皇賞秋
表から考えるとドウデュースは３着以内の確率はかなり高いと考えられます。
ジャスティンパレス、ソールオリエンスは去年G1を勝っているので巻き返せる可能性はあると思います。
ダノンベルーガは実績が足りないと見ます。
京都大賞典
京都大賞典からは勝ってくるのが基本になります。
負けても２，３着からでかつG1連対実績が必要になります。
プラダリア、ブローザホーンは厳しいでしょう。
秋華賞
秋華賞からの直行は一番良いステップかと思われます。
チェルヴィニアの３着以内に来る確率はかなり高いと考えます。
その年のダービー
ダービー３着以内でG1連対実績があれば狙いたいところです。
シンエンペラーは実績がダービー３着しかなく、ただの京都２歳S勝ち馬の可能性があります。その年G2勝ち以上の成績は欲しいところです。
宝塚記念
宝塚記念の３着以内の馬はかなりの成績になります。４着以下の場合はG1連対実績があり、天皇賞３着以内か京都大賞典３着以内からのステップが必要と思われます。
ブローザホーンは京都大賞典惨敗なので厳しいと見ます。
ソールオリエンスは天皇賞７着からなので巻き返せる可能性はあると見ます。
ドウデュースは秋の天皇賞勝っているので十分本命候補になります。
ジャスティンパレスが去年の天皇賞春の勝ち馬なのでぎりぎりセーフかもしれません。
天皇賞春
天皇賞春はあまり関連がないようです。春の天皇賞以外に２０００ｍ～２５００ｍのＧ１で連対している必要があると思われます。
ブローザホーンは宝塚記念勝っていますが、ステップレースの京都大賞典惨敗なので厳しいと見ます。
大阪杯
大阪杯はデータが少ないです。
今の時点では３着以内の馬が出てくれば有力になる可能性が考えられます。
今年は６，７着馬なのであまり気にしないでよいと思われます。
前年のジャパンカップ
前年入着した馬が良い状態でステップを踏んでくれば十分有力になると思われます。
スターズオンアースは８か月ぶりでは厳しいでしょう。
ドウデュースは天皇賞秋を勝って参戦なので本命候補になります。
休養明け
休養明けはほぼ来ないですが、去年スターズオンアースが３着に入り今後も馬券に絡むことがあるなら考えなくてはいけないと思います。
去年のスターズオンアースは半年ぶりでした。大阪杯を２着に来ており、その年に重賞勝ちやG1連対実績は欲しいところだと思います。
シュトルーヴェは目黒記念勝ちがありますが、宝塚記念を惨敗してそのまま直行では買えません。
スターズオンアースは今年は８か月ぶりで今年の実績はドバイ８着のみです。さすがに厳しいでしょう。
ドゥレッツァは今年３戦未勝利という点が厳しいと思います。
2024年ジャパンカップの予想
-
◎ ３ ドウデュース
〇 ８ オーギュストロダン
▲ ９ チェルヴィニア
△ ４ ジャスティンパレス
△１２ ソールオリエンス
総括
今年も良いメンバーがそろったレースになりました。
印上位の3頭の勝負レースと見ました。この3頭で決まる確率が十分あると思います。
外国馬のオーギュストロダンがもし力を発揮できない状態だったとするとジャスティンパレスやソールオリエンスにもチャンスがあると考えました。
馬券的にはあまり面白くないことになりましたが、見るレースとすればイクイノックスが引退した後でも十分楽しめるレースになったと思います。
皆さんも十分に楽しんで馬券も当てましょう。
最後に、この予想をお読みいただいた皆様へ、心から感謝の意をお伝えしたいと思います。競馬予想を通じて、私たちは競馬の魅力を共有し、一緒に競走馬たちの活躍を楽しむことができます。読んでくださる皆様が、素晴らしい競馬の瞬間を迎え、的中馬券を手に入れることを心より願っています。競馬は予測の難しいスポーツですが、その分感動も大きいもの。皆様にとって素晴らしい競馬の日となりますように。誠にありがとうございました。
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3年前のジャパンカップの記事は→ジャパンカップデータ
