2024年 第29回秋華賞 【過去20年のデータ】傾向と分析、ローテーションから予想



(JRA公式サイトより:オッズは土曜日17:13時点)

2024年秋華賞の予想

    14 ステレンボッシュ
     3 クイーンズウォーク
     5 チェルヴィニア
    10 ボンドガール

総括

総括ですが、勝つのはステレンボッシュチェルヴィニアとみました。
ステレンボッシュの安定感を勝って軸馬として、チェルヴィニアがこけた時のクイーンズウォークボンドガールの馬券を買います。
秋華賞で狙う穴馬としての3勝馬ながら前走ステップレースで好走どまりの馬が今回いませんでした。予想ではかたく収まるレースになってしまいました。なのでどちらかといったら見るレースでよいかもしれません。

秋華賞の傾向
このレースは最近はオークス上位着順からの直行がメインになり、ローズSをステップにする馬が力足らずで馬券に絡めなくなっていることが多くなってきております。
これは秋華賞の後にあるエリザベス女王杯やジャパンカップを見据えて消耗を防ぐ実力馬が休養明けで挑むようになってきているためだと思われます。
今年はオークス5着以内のうち連対馬2頭が直行、1頭は条件戦から、もう1頭はローズSから出走になります。
今年もオークス上位からの予想になると見ています。

今年の秋華賞
今年は今までとはパターンが違うチェルビニアと安定感のあるステレンボッシュのどちらをとるか、またはローズSを快勝して挑むクイーンズウォークを選ぶか悩むところです。
最近の傾向を考えると、オークスの直行組を上位と考えることが良いと思います。

私が考える秋華賞の特徴(独断と偏見のあり)

    ●休養明けはオークス3着以内の実績必要
    ●桜花賞とオークス両方出走した馬はどちらかは入着実績あり。
    ●前走5着以内(着外からの巻き返しはオープン以上の勝ちの実績必要)
    ●ローズS、紫苑S組は獲得賞金がステップ戦の前時点で足りているかをみます。負けても秋華賞に出れる馬なら5着以内で買い。賞金が足りていなかった馬は連続連対の勢いと安定感がないと難しいと見ています。

上位人気馬の考察

チェルヴィニア

秋華賞では最近成績の良いオークス馬です。ただしチェルヴィニア桜花賞で二けた着順です。桜花賞が5カ月ぶりの出走だったことを目をつぶるべきかどうかになります。
強さはまちがいないですが、疑問点が2点あります。休養明けと関西遠征です。この2点がもし苦手であれば十分負けてもおかしくないと見ます。(右回りにも疑問点があると思います)

ステレンボッシュ

桜花賞馬でオークス2着馬です。データ的には申し分ないと思います。
オークスからの直行もこの実績なら問題ないでしょう。1点いうならば人気のある戸崎騎手はどうかというところくらいでしょうか。

クイーンズウォーク

最近成績があまり良くないローズS勝ち馬です。ただしこの馬はオークスも入着しているので問題ないと思います。データ的には勝つのは難しいと思われます。
ローズSと秋華賞を連勝した馬は2冠馬クラス以上でないと勝てないというデータがあります。来ても2、3着でしょう。

ミアネーロ

紫苑S2着ですが、オークスを14着と二けた着順で負けており、買える要素がありません。
フラワーCを勝っていますが、このくらいのデータではオークス惨敗からの巻き返しは難しいでしょう。

ボンドガール

桜花賞とオークス不出走ながら、クイーンSを含む重賞2着3回で実績、力も未知数と考えられます。
ただし1勝馬なので勝つのは厳しいでしょう。

クリスマスパレード

紫苑S勝ちですが、紫苑Sを3勝目で勝ちあがった馬は桜花賞かオークスを連対していないと難しいと見ています。
レコード勝ちも馬場とペースで出たタイムと見ます。

ステップ別の見解

オークス


オークス連対馬のチェルヴィニアステレンボッシュ直行で問題ないと思われます。

オークス4着馬のクイーンズウォークですが、ローズS勝ち馬の成績があまり良くないため2着までではないかと見ています。
オークス5着馬のランスオブクイーンは条件戦で負けてからの出走では買えません。
オークス9着馬のアドマイヤベルはこの実績でオークスからの直行は厳しいでしょう。
オークス二けた着順のホーエリート以下の馬は実績が足らず、巻き返しは厳しいでしょう。

ローズS


ローズSと秋華賞を連勝した馬の5頭は相当な実績馬です。
ジェンティルドンナ、ダイワスカーレット、エアメサイア、ファインモーション、ファレノプシスです。
1頭が2冠馬、2頭が桜花賞馬、1頭は桜花賞4着でオークス2着、1頭は4戦全勝です。
クイーンズウォークは桜花賞8着、オークスが4着なので実績的に厳しいと思われます。
データ的には2010年のアニメイトバイオや2009年のブロードストリートと同じくオークス4着からローズS勝ちの秋華賞2着と近いかもしれません。ただ、最近では2019年のダノンファンタジーや2020年のリアアメリアにも近いデータで惨敗もあると思われます。きても2着までと見ます。
セキトバイーストは1勝馬、タガノエルピーダラヴェンダはオークス二けた着順で厳しいでしょう。ラビットアイはローズS二けた着順では買う要素がありません。

紫苑S


クリスマスパレードですが、紫苑Sが3勝目、桜花賞、オークスの実績なしでは買えないと思います。
レコード勝ちは馬場とペースが要因と見ます。
ミアネーロはオークス二けた着順で買えません。
ボンドガールは1勝馬なのでかなり苦しいと思われます。ただ、重賞2着3回なので2,3着はあるかもしれません。
ホーエリートはオークス二けた着順では難しいでしょう。

休養明け


ステレンボッシュチェルヴィニアオークス連対からの直行で問題ないでしょう。
アドマイヤベルオークス9着からの直行では実績が足りないと見ます。

条件戦勝ち上がり


チルカーノは2走前が8着に負けており、勢いよりも安定感がないと見ます。条件戦からの挑戦はできれば連勝、最低でも入着後に勝って参戦でないと厳しいでしょう。

クイーンS


夏場の札幌のレースからの直行は中途半端な間隔になりなかなか難しいステップと言えそうです。
2011年の勝ち馬アヴェンチュラの時まで中8週でしたが、2012年から中10週になっており、より難しくなっている可能性があります。
ただ、勝って直行の数が少ないため基本は薄いと思いますがクイーンSからだけの理由で切るのはまだデータが足りないと思います。
コガネノソラはオークス二けた着順ではさすがに買えません。ボンドガールは紫苑Sを挟んでおり、ちがうデータになると思います。

3着馬のローテ


ローズS3着以内、重賞勝ちかG1連対実績のある休養明けがメインになり、時点としてクイーンS3着以内、条件戦の勝ち馬、紫苑S連対馬あたりでしょうか?
チェルヴィニアステレンボッシュクイーンズウォークが良いと思います。

2024年秋華賞の予想

    14 ステレンボッシュ
     3 クイーンズウォーク
     5 チェルヴィニア
    10 ボンドガール

総括

総括ですが、勝つのはステレンボッシュチェルヴィニアとみました。
ステレンボッシュの安定感を勝って軸馬として、チェルヴィニアがこけた時のクイーンズウォークボンドガールの馬券を買います。
秋華賞で狙う穴馬としての3勝馬ながら前走ステップレースで好走どまりの馬が今回いませんでした。予想ではかたく収まるレースになってしまいました。なのでどちらかといったら見るレースでよいかもしれません。
 
 
 
 

最後に、この予想をお読みいただいた皆様へ、心から感謝の意をお伝えしたいと思います。競馬予想を通じて、私たちは競馬の魅力を共有し、一緒に競走馬たちの活躍を楽しむことができます。読んでくださる皆様が、素晴らしい競馬の瞬間を迎え、的中馬券を手に入れることを心より願っています。競馬は予測の難しいスポーツですが、その分感動も大きいもの。皆様にとって素晴らしい競馬の日となりますように。誠にありがとうございました。

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