2024年高松宮記念の予想
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◎16ウインマーベル
〇10ビクターザウィナー
▲14ママコチャ
△ 3ナムラクレア
△ 1ビッグシーザー
高松宮記念の傾向
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中央競馬の1200mG1レースは現時点ではスプリンターズSと、このレースの2つのみです。
スプリンターズSが中山の1200mに対し高松宮記念は中京の1200mでスプリンターズSを連対できる実力馬は高松宮記念でも好走できることは十分あると考えています。一方で、スプリンターズS二桁着順でも高松宮記念で勝った馬や2着に入った馬も数頭おり、左回りと右回りの違い、直線の長さの違いが影響があることは考慮した方が良いと思われます。
年明け初戦は苦戦、年明け1,2戦して前走5着以内は必要と思われます。
今年の高松宮記念
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年明け初戦がデータ上は厳しい中で、スプリンターズSの連対馬のママコチャとマッドクールが年明け初戦で挑みます。この取捨選択をどうするか。
去年の2着馬ナムラクレアと、連勝で挑むトウシンマカオ、ウインマーベル、勢いのあるルガルのデータをどう見るか、また久々の海外馬の挑戦がありこれも難しい選択になりそうです。
私が考える高松宮記念の特徴(独断と偏見あり)
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年明け初戦で連対できる馬は前年にG1を勝っている。
前走5着以内(できれば2着以内)。着外はG1連対実績必要。(例外2頭あり)
1200mの連対率は5割以上か、短距離G1連対実績があることが望ましい(例外数頭あり)
ステップレースは阪急杯か、シルクロードSが基本。オーシャンSの勝ち馬は苦戦。
上位人気馬の考察
ナムラクレア
去年の2着馬。ただし去年は不良馬場でした。
良馬場のスプリンターズSでも3着と好走しており、人気だけでなく実力もある馬と思います。
ステップレースがあまりない京都牝馬Sをどう見るか。ロータスランド、レッツゴードンキが2着に来ているステップなので連対はできるデータと見ています。
ルガル
この馬はG1初挑戦になります。G1初挑戦が絶対ダメというわけではありませんが、前走重賞初勝利という点も気になります。
G1初挑戦で高松宮記念を連対した馬は過去20年で5頭いますが、すべて前走は負けていました。解釈によって変わりますが、前走の重賞初勝利の疲労が出るパターンではないかと見ています。
トウシンマカオ
前年の高松宮記念は15着と惨敗ながらも今年は重賞を連勝して勢いをつけて挑んできました。
データではオーシャンS勝ちは厳しいデータになります。ルメール鞍上で買いたい気持ちもありますが、今回は見送りたいと考えています。
ママコチャ
去年のスプリンターズS勝ち馬。過去20年はスプリンターズS勝ち馬の成績は8頭出走して(3.2.0.3)と、好成績です。
基本的買わないといけない馬になると見ています。
マッドクール
去年のスプリンターズS2着馬。過去20年はスプリンターズS2着馬の成績は12頭出走して(2.2.1.7)とまずまずの成績です。
ただし、マッドクールはスプリンターズS以外の成績はオープン勝ちしかなく、この実績だと年明け初戦では厳しいと見ています。
阪急杯
阪急杯の勝ち馬の成績は23頭中(3.5.2.13)
勝率.130、連対率.348、複勝率.435
ウインマーベルは重賞2連勝中。過去26年で重賞連勝中の阪急杯勝ち馬の参戦は4頭いました。ロードカナリア1着、ローレルゲレイロ4着、アドマイヤコジーン2着、ブラックホーク4着です。
これを考えるとG1馬でなければ厳しいデータと思われます。
オーシャンS
オーシャンSは勝ち馬の成績が極めて成績が良くありません。過去24年で19頭参戦し(2.0.0.17)です。2,3着もないことからかなり厳しいデータと見ています。
2010年のキンシャサノキセキは2年前に2着に連対できた馬で別格と思われます。ショウナンカンプは芝で2戦2勝の負けなしでした。
トウシンマカオは連勝ですが、G1実績や安定感で足りないと見ます。
オーシャンSは2着馬の方が可能性はあると見ます。2022年のナランフレグはG1初挑戦で勝利、2014年のスノードラゴンは芝で未勝利ながら2着に入りました。
今回は未知数のあるビッグシーザーにはチャンスがあるかもしれません。
シルクロードS
シルクロードS勝ち馬の成績は過去24年で21頭出走(3.2.4.12)
勝率.143、連対率.238、複勝率.429
ルガルは京阪杯2着からシルクロードSを勝って参戦なので悪くないと思われます。
私見になりますが、G1初挑戦で重賞初勝利の参戦なので、勢いより反動が心配と見ています。シルクロードS3馬身差の圧勝は魅力的ですが、前走で力を出し切ってしまった可能性を感じます。
スプリンターズS
10年前まではスプリンターズS勝ち馬が普通に高松宮記念挑んだらかなり有力でしたが近年はそうでもなくなっています。
スプリンターズS2着馬も3頭勝ち馬が出ており、有力にはなりますが、ママコチャ、マッドクールともに年明け初戦です。マッドクールは特にスプリンターズS以外の実績がオープンのみなので厳しいでしょう。
前年の高松宮記念
前年の連対馬があまり好走できないレースと思われます。二桁着順でも5頭が勝ち馬が出ており前年惨敗でも巻き返せると見てよいでしょう。
年明け初戦
年明け初戦で馬券に絡むのは基本的にG1馬と見てよいでしょう。前年のG1勝ちがないと来ても3着までと考えています。今回でいうとママコチャ以外は要らないと見ました。
2024年高松宮記念の予想
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◎16ウインマーベル
〇10ビクターザウィナー
▲14ママコチャ
△ 3ナムラクレア
△ 1ビッグシーザー
総括
総括として、混戦模様ですが、勝ちきれそうなデータはあまりなく、予想としてはウインマーベルか、ビクターザウィナーが勝つと見ています。
今回データとして興味深いのはスプリンターズS連対馬が揃って年明け初戦という点と、人気のルガルはG1初挑戦なのでどこまでやれるかという点に注目しています。
3着馬のローテ
シルクロードS、阪急杯、オーシャンSの上位が主流ですが、今回はあまり当てはまる馬がいないようです。
ビッグシーザー、ルガル、ウインマーベルあたりでしょうか。
最後に、この予想をお読みいただいた皆様へ、心から感謝の意をお伝えしたいと思います。競馬予想を通じて、私たちは競馬の魅力を共有し、一緒に競走馬たちの活躍を楽しむことができます。読んでくださる皆様が、素晴らしい競馬の瞬間を迎え、的中馬券を手に入れることを心より願っています。競馬は予測の難しいスポーツですが、その分感動も大きいもの。皆様にとって素晴らしい競馬の日となりますように。誠にありがとうございました。
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