2023年阪神JFの予想
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◎16ルシフェル
〇10コラソンビート
▲14サフィラ
△ 6ステレンボッシュ
阪神JFの傾向
このレースは1600m以上で好走歴がある馬が断然有利な傾向です。
ステップはアルテミスSの連対馬が主役になっています。
毎年1200m~1400mまでの短距離で実績がある馬が出走しますが、かなり好走する確率は低いと見ます。
休養明けが来ることも確率は低く、中2週~6週でないと勝つのは厳しく、2カ月空いたら2着までと見ます。
今年の阪神JF
ボンドガールが勝った新馬戦がかなりレベルが高かったと思われます。ただしボンドガールは放馬により右前肢打撲のため回避になりました。
その新馬戦で2着、アルテミスSを勝ったチェルヴィニアもトモの痛みで回避になり混戦状況になっております。
その新馬戦の3着だったコラソンビートがその後に3連勝して参戦しています。
アルテミスS2着のサフィラ、新潟2歳S勝ちから直行のアスコリピチェーノなど違う路線の馬をどう予想するかになっています。
阪神JFのデータ
- 主要ステップはアルテミスSを連対、アイビーS勝ち、京王杯2歳S連対馬が出走していればそこからの馬券になると思われます。
- ほかでは1勝クラスの赤松賞勝ちは良いステップとみている。
- 1戦1勝馬では中6週以内で1600mの新馬戦圧勝なら馬券を考慮する。
- 平場で4着以下の経験はマイナス。3戦2勝でも1回5着に負けていればいらないと見ます。
- ファンタジーSからはかなり厳しいデータであり、基本切りでよいと見ます。次の3点に当てはまる馬のみファンタジーS組でも馬券を考えます。
・1600m以上の経験がある馬(できれば連対)。
・1400mまでの経験しかない馬の場合は1200mの経験はなく1400mのみの無敗馬
・3カ月明けでファンタジーSを勝った馬か5馬身近く差をつけて圧勝した馬
アルテミスS
2着の成績は過去11年で7頭出走(2.1.1.3)
勝率.286、連対率.429、複勝率.571
アルテミスSはレースが始まって11年しか経っていません。データはこれからできてくると思われます。
去年リバティアイランドが2着から勝ったことで、やはり連対していれば有力馬の1頭になると思います。
サフィラは未勝利勝ちしかないことが取捨選択が難しいところですが、3戦して3着→1着→2着で、未勝利戦が1800m3馬身半差で勝っているので問題ないと見ています。
今回はアルテミスS勝ち馬はいないので参考程度ですが、やはりサフィラはアルテミスS勝ちが欲しかった感じのデータになっています。
ファンタジーS
1着の成績は過去27年で22頭出走(3.3.2.14)
勝率.136、連対率.273、複勝率.364
2着の成績は過去27年で22頭出走(1.0.4.17)
勝率.045、連対率.045、複勝率.227
カルチャーデイは2戦2勝でファンタジーSは僅差勝ちでは足りないと見ます。無敗馬ですが、前走は1200mの新馬戦です。前々走が1400m以上のレースでないと厳しいと見ています。
ファンタジーSの2着馬はほぼ来ないと見てよいでしょう。ドナベティは切ります。
シカゴスティングは2勝が1200mと1400mなので、この阪神1600mG1では厳しいでしょう。
クイックバイオはファンタジーS7着から巻き返せるデータではありません。巻き返しができる馬は1600m以上の勝ちが欲しいところです。
京王杯2歳S
勝ち馬の参戦が1998年のウメノファイバー以来になります。ウメノファイバーは安定感がなく、新馬戦7着→新馬戦1着→函館2歳S4着→札幌2歳S7着→京王杯2歳S1着→阪神JF6着でした。
このレースは朝日杯FSを控えている重賞なのでそこそこ牡馬も強い馬が出ています。
ここで勝ち負けできる牝馬が阪神JFに参戦してくれば十分狙えると思います。
コラソンビートは新馬戦3着以降3連勝なので十分馬券に来れるデータと見ています。
唯一疑問点としては3カ月明けで京王杯2歳Sを勝ってきていることです。以前リアアメリアという馬が4カ月半明けでアルテミスSを勝ってきましたが着外に負けていました。
休養明けの激走の反動が心配点になります。
新潟2歳S
このレースからの直行もかなり厳しいと思われます。
直行で連対した馬はハープスター、ダイワルージュの2頭。2戦2勝で圧勝経験あり(ハープスターは新潟2歳Sを3馬身差勝ち、ダイワルージュは新馬戦1.5秒差の大差勝ち)。
アスコリピチェーノは新馬戦は1400mで2馬身半、新潟2歳Sで1馬身差勝ちでは足りないと見てます。
萩S
このレースは2002年から1800mに変わってからは今回牝馬が勝ったのが初めてになります。
同じオープン1800mのアイビーS勝ち馬は2頭とも連に絡んでいることから、
萩S勝ちは十分阪神ジュベナイルフィリーズでも連対できると見ています。
ルシフェルは2着→1着→1着で安定感もあり本命候補になります。
2023年阪神JFの予想
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◎16ルシフェル
〇10コラソンビート
▲14サフィラ
△ 6ステレンボッシュ
本命◎は16ルシフェルです。
この馬は萩S勝ちからの参戦でデータはありません。過去のデータでは萩S勝ちの牝馬はおらず、今回が初めての勝ってからの参戦になります。萩Sは1800mのオープンで、過去には皐月賞馬のサートゥルナーリアも勝っていたレースです。
萩S勝ちのタイムは平凡ですがその前の未勝利は0.7秒差の快勝なのでデータにはない未知数に賭ける感じになります。
2番手には〇10コラソンビートを選びました。
レベルの高かった新馬戦を3着の後3連勝で牡馬混合重賞の京王杯2歳Sを勝って参戦して来ることを評価しました。
未勝利戦では東京1600m3馬身差勝ちがあることもプラス材料と見ています。
3番手に▲14サフィラを挙げました。最良ステップのアルテミスS連対を評価しました。
未勝利戦ながら1800mを快勝している点もプラス材料と見ています。
懸念材料としては未勝利勝ち以外にアルテミスS2着しか実績がないところです。
4番手に△6ステレンボッシュを選出しました。アルテミスSに次ぐ良いステップの可能性がある赤松賞勝ちからの参戦で、連対率100%で浮上させました。
総括
人気のある馬では3カ月空けているキャットファイトとアスコリピチェーノは厳しいデータと見て切らせていただきました。
萩S勝ちのデータは未知数であることからルシフェルを期待も込めて本命としました。
良いステップと思われるコラソンビートとサフィラの2頭を対抗、単穴とし、この上位3頭で決まる可能性が高いと考えます。
赤松賞勝ちのステレンボッシュを抑えとして馬券を考えます。
3着馬のローテ
1600mで連対実績、間隔は中6週以内の馬は有力と見ます。
印を打った馬以外ではスウィープフィート、スプリングノヴァ、プシプシーナあたりでも良いかもしれません。
最後に、この予想をお読みいただいた皆様へ、心から感謝の意をお伝えしたいと思います。競馬予想を通じて、私たちは競馬の魅力を共有し、一緒に競走馬たちの活躍を楽しむことができます。読んでくださる皆様が、素晴らしい競馬の瞬間を迎え、的中馬券を手に入れることを心より願っています。競馬は予測の難しいスポーツですが、その分感動も大きいもの。皆様にとって素晴らしい競馬の日となりますように。誠にありがとうございました。
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去年の阪神ジュベナイルフィリーズの記事は→2022年 第74回阪神ジュベナイルフィリーズ データ予想 リバティアイランドは切り?