2025年 第42回フェブラリーS 【過去20年のデータ】傾向と分析、ローテーション



(JRA公式サイトより:オッズは土曜日16:09時点)

2025年フェブラリーSの予想

    15 ガイアフォース
    11 ペプチドナイル
      コスタノヴァ
     2 タガノビューティー

フェブラリーSの傾向

中央競馬のダートG1レースは現時点ではチャンピオンズカップとこのレースの2つのみです。
チャンピオンズカップが中京の1800mに対しフェブラリーSは東京の1600mで両方好走する馬は少ない状況です。
また、本当に強い馬は海外挑戦してしまう時期のため地方G1で2,3勝レベル
か、中央競馬ではG3とG2で勝ち負けできれば十分来れるレースとなっています。

今年のフェブラリーS

前年の勝ち馬ペプチドナイルがチャンピオンズCからの参戦で連覇できるか、前哨戦の根岸Sを勝ったコスタノヴァ、プロキオンSを勝ったサンデーファンデー、地方重賞の名古屋大賞典を勝ったミッキーファイトなど良いメンバーがそろったレースになると思われます。

私が考えるフェブラリーSの特徴

(独断と偏見あり)
勝ち馬は中10週(前走チャンピオンズC)以内。2,3着もほぼ同じだが、過去20年で中14週が2着馬1頭と3着馬1頭の合わせて2頭のみ。
前走チャンピオンズC以外なら6着以内、明け4歳だけ例外。
中央の重賞2勝か中央G1で入着実績あり。地方G1なら3勝以上。4歳馬は重賞1勝でも可(2024年にペプチドナイルが勝ったことで中央OP3勝なら可とします)

上位人気馬の考察

コスタノヴァ

前哨戦の根岸Sを勝っての参戦です。
根岸Sの勝ち馬の成績は過去10年で8頭出走し(4.1.1.2)とかなり良い成績です。
懸念点とすると根岸Sが休養明けだった事です。過去10年の馬券に絡んだ根岸S勝ち馬はすべて2カ月半以内の出走で根岸Sに挑んでいました。

ミッキーファイト

6戦4勝2着1回3着1回と安定した成績で人気が出ていますが、中央G3と地方G3を1勝ずつ、地方G1の2着1回では実績が足りないと見ます。
特に前走の名古屋大賞典は近年強い馬は勝っておりません。去年から3月から12月に開催日程が変わったのでデータに変化があるかもしれないですが、今回は切る方向で考えます。

エンペラーワケア

ダート戦積9戦7勝2着2回と素晴らしい成績です。ただし、この馬はG1初挑戦かつ、3か月の休養明けになります。
G1初挑戦は去年のペプチドナイルや2014年のコパノリッキーが勝っていることから問題ないかもしれませんが、3カ月休養明けは過去20年でも2着馬1頭と3着馬1頭の合わせて2頭のみ

ペプチドナイル

去年の勝ち馬です。去年G1初挑戦ながら勝っています。2014年のコパノリッキーもG1初挑戦で勝ち、翌年も連覇したことから抑えなくてはいけない馬と考えます。
去年のフェブラリーS以降に3戦しかしておらずデータ的にも難しい馬になります。7歳を考えると2着までかもしれません。

ステップレースからの考察

根岸S


根岸Sの勝ち馬の成績は過去10年で8頭出走し(4.1.1.2)とかなり良い成績です。
しかし2007~2014年は勝ち馬が出ておらず過信は禁物と思われます。

根岸S勝ち馬の馬柱



コスタノヴァは1600mダートを3戦3勝で前哨戦を勝ってきているので本命候補になります。
休養明けで根岸Sを勝ったグロリアスノアとフェラリーピサがどちらも5着に負けており、これが死角になるかもしれません。

プロキオンS(2024年まで東海S)


2019年まで勝ち馬が多く出ていましたが、しばらく連対がなかったところ去年の6着からペプチドナイルが勝ちました。
悪くないステップと思います。

プロキオンS(東海S)連対馬の馬柱


過去の東海S(今年からプロキオンS)の連対馬をみると、東京コースを経験した馬は勝っているか、重賞連対経験があればフェブラリーSでも好走できるのではないかと考えています。
サンデーファンデーサンライズジパングともに東京コースを3歳オープンクラスで惨敗しており、東京コースに苦手がある可能性があります。
もう1点、プロキオンSは1800mでフェブラリーSは1600mです。プロキオンSの連対馬で1800m以上の距離に成績が偏った馬はスピートがなく、スタミナ勝負で勝ったとみており、
今回の2頭も1600m以下の成績があまりなくスピードが足りない可能性があります。

チャンピオンズカップ


フェブラリーSとチャンピオンズカップはあまり相関性がないレースと思います。
特にチャンピオンズカップは二けた着順でもフェブラリーSを勝つことが多くあるので、
データ的には着外の方が買いになります。
今回でいえば、ガイアフォースがねらい目でしょう。

東京大賞典


近年は東京大賞典の好走馬はフェブラリーSに出ることが減っています。
データ的には3着以内でないと厳しいです。
デルマソトカゲは6着なので、フェブラリーSはきても2着までと考えます。

武蔵野S


武蔵野Sの勝ち馬はフェブラリーSを勝ったことがなくかなり相性が悪いレースになります。
エンペラーワケア勝つのはかなり厳しいでしょう。(ぶっつけというのも厳しいです)

前年のフェブラリーS


連覇は過去10年で2頭いるので可能性はあると考えます。
しかし、連覇した2頭コパノリッキーとカフェファラオは初制覇の年齢が4歳でした。
ペプチドナイルは6歳で初制覇です。
今年は7歳なので衰えがあると考えると2着までと考えています。

2025年フェブラリーSの予想

    15 ガイアフォース
    11 ペプチドナイル
      コスタノヴァ
     2 タガノビューティー

総括

予想は難しく、どの馬も懸念点を持っており、中波乱になると予想しました。
ミッキーファイトは実績不足の可能性、エンペラーワケアは相性の悪い武蔵野S勝ち馬でかつ直行なのでこの人気馬2頭は切らせていただきました。
もう1頭上げるならウイリアムバローズを5番手にしようか迷いましたが、3カ月半明けなので浮上させるのはやめて4頭で勝負になります。

3着馬のローテ


東京大賞典入着か根岸S連対、チャンピオンズカップは着順関係なし、それ以外は勝っている。
といったところでしょうか。
今年は東京大賞典組がおらず、コスタノヴァミッキーファイトガイアフォースあたりが良いかもしれません。

最後に、この予想をお読みいただいた皆様へ、心から感謝の意をお伝えしたいと思います。競馬予想を通じて、私たちは競馬の魅力を共有し、一緒に競走馬たちの活躍を楽しむことができます。読んでくださる皆様が、素晴らしい競馬の瞬間を迎え、的中馬券を手に入れることを心より願っています。競馬は予測の難しいスポーツですが、その分感動も大きいもの。皆様にとって素晴らしい競馬の日となりますように。誠にありがとうございました。

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キャラクターデザイン:にこきん王室さん https://coconala.com/users/3187133

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