2024年 第170回天皇賞秋 【過去20年のデータ】傾向と分析 穴馬予想


(JRA公式サイトより:オッズは日曜日22:08時点)

2024年天皇賞秋の予想

     6 ソールオリエンス
    12 リバティアイランド
     7 ドウデュース
     1 ベラジオオペラ
     9 ホウオウビスケッツ

総括

総括ですが、またまたルメールに逆らってしまいました。データ的にはレーベンスティールは買いにくいので思い切って切りました。
リバティアイランドは軸馬には良いと思いますが、勝つのは難しいデータではないかと考えています。
本命にしたソールオリエンスは皐月賞馬でも重馬場の皐月賞馬で過去のデータでドクタースパートしかおらず、重馬場のG1馬としては考えずに予想しました。
ドウデュース底力に期待ベラジオオペラ人気より割が合うとしての浮上ホウオウビスケッツ勢いと毎日王冠ステップ最上位で浮上させました。
ジャスティンパレスも入れようかと思いましたが最後に切りました。去年の2着馬なので来てもおかしくないと思っています。

<天皇賞秋の傾向>
このレースは最近では休養明けが良く来るようになっています。
ジャパンカップ、有馬記念のたたき台になりつつあり、中堅どころはステップを踏んで挑み、G1級の馬は休養明けで挑んできます。
これはジャパンカップと有馬記念の優勝賞金が5億円と天皇賞の倍以上(天皇賞は2億2000万)あり、本番は天皇賞を使った後にして80%で仕上げてくることもあると思います。
3歳馬は皐月賞、ダービーで連対できるような馬が出てきたら有力馬になります。

<今年の天皇賞秋>
G1馬6頭がすべて休養明けで出走してきます。特に牝馬3冠のリバティアイランドが7カ月明けで出走のため勝てるかどうかが注目になります。(データ的には負ける)
イクイノックス世代のドウデュースジャスティンパレスダノンベルーガ対、4歳世代のタスティエーラソールオリエンスベラジオオペラリバティアイランドレーベンスティールの戦いになると思われます。

私が考える天皇賞秋の特徴(独断と偏見のあり)

    ●休養明けは、宝塚記念、安田記念、ダービーからが主で、それ以上空けてくるタイプはマイナス。休養明けはG1連対実績あり。
    ●ステップは毎日王冠、札幌記念が主で、オールカマー、京都大賞典はG1級でないと苦しい
    ●基本はその年に1勝以上、またはG1か毎日王冠で連対している(例外は東京コースのG1馬)
    ●毎日王冠は8着以内、(G1連対経験ない馬は5着以内)
    ●札幌記念ステップなら連対している。

上位人気馬の考察

リバティアイランド

牝馬の三冠馬で去年のジャパンカップ2着馬です。特に去年のジャパンカップはイクイノックスが勝ち馬なので現時点では最強馬といっても過言ではないと思います。
臨戦過程に疑問あり、脚の炎症でドバイの後のレースをキャンセルしています。天皇賞秋は半年以上間隔を開けると勝てないデータもあります。今年の結果が注目になります。

レーベンスティール

絶好調ルメール騎手で人気となっていますが、データ的にはかなり苦しいです。
オールカマーをステップで勝った馬は過去30年でレイデオロのみ。2着もメイショウドトウのみです。
レーベンスティールはG1経験が香港ヴァーズのみで国内G1経験は無しです。常識的には勝つのは厳しいと見ます。

ドウデュース

去年の天皇賞秋はドバイを取り消し後の7カ月ぶりでした。今年は宝塚記念以来なので状態は去年より良いと思われます。
この馬はG1を3勝しており、データでは切ることが難しくなっています。距離のこと疑問視されていることもあるかもしれませんが、東京2000mは何の問題もないと見ます。現時点では切れない1頭と思われます。

ベラジオオペラ

今年の大阪杯勝ち馬ですが、大阪杯と天皇賞秋は今のところあまり相性が良いとは言えません。2017年から大阪杯がG1になって勝ち馬が6頭天皇賞秋に参戦して勝ったのがキタサンブラック1頭のみです。
残りの5頭は二けた着順でした。大阪杯のみしかG1実績がない馬は軽視してよいと思われます。

ソールオリエンス

去年の皐月賞馬でダービー2着馬です。ダービー2着以降がなかなか結果が出ず、調子を落としていたのか、そもそもフロック勝ちだったのかと思わせる成績でしたが、宝塚記念2着に入り復調の兆しも見えてきた可能性はあります。
本来なら本命候補になる実力と見ていますので注目している1頭になります。

ジャスティンパレス

去年の2着馬です。今年は宝塚記念10着からの参戦で人気を落としていますが、宝塚記念は重馬場で、それ以前のレースは有馬記念4着、ドバイ4着とまずまずの成績です。去年の勝ち馬イクイノックスが不在となれば十分チャンスが出ると思われます。

毎日王冠


近年は毎日王冠ステップを使って出走する有力馬が減っており、2014年ステファノス以来連対馬が出ておりません。

ホウオウビスケッツは3戦連続連対しており、2007年のアグネスアークに似ているデータと見ています。穴馬候補として考えます。

オールカマー


オールカマーの勝ち馬はかなり成績が悪く過去30年で勝ち馬、2着馬、3着馬がそれぞれ1頭ずつしかいません。
これをみるとレーベンスティールかなり厳しいかもしれません。

いままでオールカマーの勝ち馬がどんなデータで挑んでいたか調べてみました。
2007年以降のオールカマーの勝ち馬の馬柱を並べてみました。

オールカマーの勝ち馬2007年~2024年までの馬柱も並べました。
レイデオロが勝っていますが、この馬は前年のダービー馬でジャパンカップも2着の馬です。別格と見てよいでしょう。

2012年のナカヤマナイトですが、この馬は共同通信杯を勝っている馬です。東京コースの適性は問題ないと思われますが9着でした。
2011年のアーネストリーは宝塚記念を勝った馬で前年の天皇賞秋3着の馬です。この馬は14着でした。(体重が減っていたため調子を落としていた可能性はあります)
2010年のシンゲンは前年ですがエプソムカップを勝って天皇賞秋は5着に入っており、翌年オールカマーを勝って万全で挑みながら6着に負けています。

以上のことからレーベンスティールはオールカマー勝ちからのローテーションには疑問が残ります。レーベンスティールのG1実績は香港G1で8着しかなく、G1の底力があるのか、この判断も難しいところです。

札幌記念


札幌記念からの参戦は基本は連続連対して参戦している馬を買うと考えます。
例外はパンサラッサでこの馬は中山記念とドバイを連勝していました。春に中距離重賞連勝している馬は浮上でも良いかもしれません。

ノースブリッジは札幌記念の前が香港のG1です。これだけでは例外になるかもしれませんが、この馬は去年、一昨年の天皇賞秋を二けた着順と惨敗しているため適性がないと見ていらないと思います。

休養明け


最近は休養明けが一番来ています。今年も有力馬が休養明けで参戦しており、上位独占してもおかしくありません。

それでも、6カ月以上開けていると勝てないデータと考えられます。リバティアイランドが勝つのは難しいと思います。

宝塚記念


この表を見る限り、宝塚記念3着以内はかなり注目した方が良いと思われます。
ソールオリエンスベラジオオペラ人気があまりないわりに連に絡む確率は高いと見ています。

ただし、今年の宝塚記念は重馬場でした。そこで過去の重馬場と不良馬場のG1で3着以内に来た馬の次走をしらべてみました。

距離もバラバラなので一概に関係があるかは分かりませんが、重馬場でも2着に来た馬はその後にもそれなりに走ることが多いと思われます。
そう考えるとソールオリエンス買いかもしれません

安田記念


今年の安田記念出走馬はステラヴェローチェしかおらず、成績もパッとしないため、いらないとみています

天皇賞春


天皇賞春は3200mのためあまり天皇賞秋とは直結しないようです。タスティエーラ去年の激走の反動が出ていると思われます。

大阪杯


大阪杯がG1になってからのデータはまだ少ないため、参考程度になりますが、大阪杯の勝ち馬は天皇賞秋ではあまり良い成績を出せていません。大阪杯で初G1制覇の馬は軽視しても良いかもしれません

前年の天皇賞秋


以前は前年の連対馬が出たらまず買うところから予想していましたが、最近は2着馬が今一つの成績になっています。それでも4着以内には来ることが多く、ジャスティンパレス十分来れるのではないかと考えています。

2024年天皇賞秋の予想

     6 ソールオリエンス
    12 リバティアイランド
     7 ドウデュース
     1 ベラジオオペラ
     9 ホウオウビスケッツ

総括

総括ですが、またまたルメールに逆らってしまいました。データ的にはレーベンスティールは買いにくいので思い切って切りました。
リバティアイランドは軸馬には良いと思いますが、勝つのは難しいデータではないかと考えています。
本命にしたソールオリエンスは皐月賞馬でも重馬場の皐月賞馬で過去のデータでドクタースパートしかおらず、重馬場のG1馬としては考えずに予想しました。
ドウデュース底力に期待ベラジオオペラ人気より割が合うとしての浮上ホウオウビスケッツ勢いと毎日王冠ステップ最上位で浮上させました。
ジャスティンパレスも入れようかと思いましたが最後に切りました。去年の2着馬なので来てもおかしくないと思っています。

3着馬のローテ


毎日王冠入着、宝塚記念入着、札幌記念勝ちの馬が多い傾向です。
ホウオウビスケッツソールオリエンスベラジオオペラあたりが良いかもしれません。

最後に、この予想をお読みいただいた皆様へ、心から感謝の意をお伝えしたいと思います。競馬予想を通じて、私たちは競馬の魅力を共有し、一緒に競走馬たちの活躍を楽しむことができます。読んでくださる皆様が、素晴らしい競馬の瞬間を迎え、的中馬券を手に入れることを心より願っています。競馬は予測の難しいスポーツですが、その分感動も大きいもの。皆様にとって素晴らしい競馬の日となりますように。誠にありがとうございました。

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キャラクターデザイン:にこきん王室さん https://coconala.com/users/3187133

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