2024年エリザベス女王杯の予想
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◎ 1 ホールネス
〇12 シンティレーション
▲ 2 ライラック
△14 コンクシェル
△11 スタニングローズ
総括
今年はレベルが低いメンバーと思われます。これといった馬がおらず、すべて懸念点を持つ馬ばかりになってしまい、予想はかなり難航しました。
レガレイラですが、当初は本命候補に考えていましたが、あまりないデータで、ダービー5着馬の過去の馬を調べたところ、秋の初戦で連対できていない馬はその年を連対できないことが多く今回はそのデータを重視しました。そのデータを後半に示しておきます。
予想としては府中牝馬S組からと過去の実績馬の巻き返し、連続連対などの勢いのある馬この3つで考えての予想になりました。
<エリザベス女王杯の傾向>
このレースは3歳馬の秋華賞から連続して狙ってくるパターンと古馬が府中牝馬Sをステップとして挑んでくるタイプが主なメンバーになります。
超一線級の馬はジャパンカップを目指しており、牝馬限定のG1級になれそうという馬が出走するため少しレベルは落ちますが、中距離G1を狙える牝馬が秋の第一目標として出てくるのでそれなりの格か勢いが必要と思われます。
春の牝馬G1のヴィクトリアマイルは東京1600mでエリザベス女王杯は京都2200mなので全く違うレースといえます。ヴィクトリアマイルでの結果はほぼ関係なしと見てよい傾向があります。
<今年のエリザベス女王杯>
3歳馬の秋華賞からの出走はゼロで、ローズSからのレガレイアのみです。
古馬もG1馬がスタニングローズのみで混戦模様となっています。ぶっちゃけていうとレベルが近年ではかなり低めと思われます。
私が考えるエリザベス女王杯の特徴(独断と偏見のあり)
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・府中牝馬Sの勝ち馬は連続連対して出走している。府中牝馬S2着馬はG1で3着以内か他の重賞で連対の実績必要
・3戦連続入着し、一度は連対している馬
・オークス、秋華賞、エリザベス女王杯のいずれかで3着以内の実績か重賞で連対実績がある馬。
・前走休養明けで5~7着に負けている馬
上位人気馬の考察
レガレイラ
2歳G1のホープフルSを勝ち、春は牡馬のクラシック皐月賞、ダービーという異例のローテーションを組んでいた馬です。
秋になって牝馬戦に路線を変えながらローズSでは5着に負けての挑戦です。個人的には勝利実績が今年ない点が気になるところです。それでも地力はナンバーワンと言える馬でしょう。
ホールネス
未勝利戦から3連勝し、マーメイドSは3着のあと休養明けでオープンを勝っての挑戦です。
重賞経験がマーメイドSしかなく未知数と思われます。未知数なのに2番人気は割が合わない馬と思います。
新潟牝馬Sというレースは4年前からできたのでまだデータがないのですが現時点では疑問のステップと思われます。
スタニングローズ
一昨年の秋華賞馬です。オークスも2着に来ており、今回のレースで実績はナンバーワンになります。
調子を落として着外が続いていますが、前走は6着ながら勝ち馬とは0.2秒差なので復調の兆しが見えていると思われます。
できれば府中牝馬Sを使ってほしかったですが、G1馬の底力で馬券に絡んでくるか注目したいところです。
シンリョクカ
2歳時に阪神JF2着に入り、一線級と対戦してなかなか勝てないレースが続いていました。今年になって春先に骨折し、骨折明けの前走は新潟記念で2勝目をあげました。
地力は上位と思われます。新潟記念からは2カ月の間隔があるため、その点はマイナスかもしれません。
ラヴェル
2歳戦ながらアルテミスSで3冠馬のリバティアイランドを負かした馬です。ただしそれ以降は敗戦が続いており今年も4戦未勝利です。
前走は休養明けですがオープンレースで6着と着外に敗れており、G1レースのここでも苦戦が濃厚と思われます。
サリエラ
牝馬では珍しくダイヤモンドSと天皇賞春といった牡馬の長距離路線を使ってきました。去年も牡馬の重賞を使っており、牝馬戦はエリザベス女王杯のみです。(6着)
ただし、前走はオールカマー12着でエリザベス女王杯で馬券に絡むには入着くらいしてほしいところと思います。
シンティレーション
夏に3勝クラスを勝って、前哨戦の府中牝馬Sに挑んできました。ブレイディヴェーグの2着は立派な成績です。
データ的には府中牝馬S2着からエリザベス女王杯も連対するには実績不足と思われます。これまでの馬はみんな重賞で他にも連対していた実績はありました。
ステップレースからの考察
府中牝馬S
今年は府中牝馬Sステップの馬がかなりいますが、二けた着順の馬が多く出ています。
二けた着順でもライラックまでは1秒差なのでギリギリセーフかもしれません。
シンティレーションは重賞実績が足りない可能性が懸念点になります。
ルージュリナージュは重賞未勝利で、今年未勝利では買えないと見ました。
モリアーナは去年の紫苑Sがどうしてもハマった感じの勝ちなので買う気になれない個人的な気持ちがあります。
クイーンS
クイーンSは入着が欲しいところです。ここを入着して府中牝馬Sを勝ってくればかなり有力と見てよいでしょう。
コンクシェルは府中牝馬Sで9着に負けており厳しいと見ます。
スタニングローズは秋華賞馬で格はあるのですが、直行のためかなりマイナスと思われます。3着までと見ました。
オールカマー
オールカマーからのステップは入着が条件と思われます。
サリエラは12着からなので巻き返しは難しいでしょう。
前年のエリザベス女王杯
エリザベス女王杯はリピーターが多いレースです。2020~2022年まで阪神だったためか少なかったですが、去年から京都に戻ったのでまたリピートされる可能性が高いと思われます。
ハーパーは前走が2.1秒離されており、明らかに調子落としているので難しいでしょう。
ライラックが府中牝馬S1秒差なので何とか巻き返して馬券に絡むのはありと見ます。
マーメイドS
マーメイドSはエリザベス女王杯とは関連が少ないレースと思われます。
このレースで入着した後に他のレースで勝つか、府中牝馬Sで入着して挑めばエリザベス女王杯で買える馬と見ます。
ホールネスはマーメイドS3着後に新潟牝馬S勝って挑んでいます。良いかもしれません。
2024年エリザベス女王杯の予想
-
◎ 1 ホールネス
〇12 シンティレーション
▲ 2 ライラック
△14 コンクシェル
△11 スタニングローズ
総括
今年はレベルが低いメンバーと思われます。これといった馬がおらず、すべて懸念点を持つ馬ばかりになってしまい、予想はかなり難航しました。
レガレイラですが、当初は本命候補に考えていましたが、あまりないデータで、ダービー5着馬の過去の馬を調べたところ、秋の初戦で連対できていない馬はその年を連対できないことが多く今回はそのデータを重視しました。そのデータをこの後に示しておきます。
予想としては府中牝馬S組からと過去の実績馬の巻き返し、連続連対などの勢いのある馬この3つで考えての予想になりました。
ダービー5着馬のその年の成績20年分
表を見る限り、秋初戦で連対できていない馬はまずいらないと思います。意外とダービー5着馬はそこで終わる馬か、その翌年以降に活躍する馬が多いと思われます。
レガレイラはこのデータをもとに切らせていただきました。
3着馬のローテ
今年は秋華賞組がいません。府中牝馬S入着か前走重賞3着以内が良いかもしれません。
シンティレーション、ルージュリナージュ、シンリョクカあたりでしょうか。
最後に、この予想をお読みいただいた皆様へ、心から感謝の意をお伝えしたいと思います。競馬予想を通じて、私たちは競馬の魅力を共有し、一緒に競走馬たちの活躍を楽しむことができます。読んでくださる皆様が、素晴らしい競馬の瞬間を迎え、的中馬券を手に入れることを心より願っています。競馬は予測の難しいスポーツですが、その分感動も大きいもの。皆様にとって素晴らしい競馬の日となりますように。誠にありがとうございました。
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去年のエリザベス女王杯の記事は→2023年 第48回エリザベス女王杯 【過去20年のデータ】から勝ち馬を予想
一昨年のエリザベス女王杯の記事は→2022年 第47回エリザベス女王杯 データ予想 イズジョーノキセキがルメールで勝つ!