（JRA公式サイトより：オッズは日曜日08：36時点）
チャンピオンズカップは2013年から中京コースになったため、過去10年のデータを元に予想をしています。
チャンピオンズCの傾向
- 格がものをいうレース。格がない馬は連勝中で勢いがある馬でないと厳しいと見ます。（最低でも連続連対）
- 距離は1800～2000mの実績が必要。（例外中央競馬G1馬）
- 連対するための間隔は2カ月まで、3か月以上空いた馬は来ても3着まで
- 6歳でも十分勝てるレース。7歳以上は2着まで。
- 無敗馬、連対率１００％の馬はデータ外でも馬券の考慮に入れる。
今年のチャンピオンズC
- 去年の覇者レモンポップが同じステップの南部杯を勝って参戦します。中京になって連覇がいないのでどうなるか注目です。
- 同じく去年の2着馬のウィルソンテソーロはJBCクラシックを勝っての参戦です。
- 3歳でダート路線に変更したサンライズジパングがみやこSを勝って参戦、フェブラリーSの覇者ペプチドナイルは南部杯2着からの参戦で十分盛り上がるメンバーが揃っています。
- JBCクラシックの連対馬があまり良くないデータの中ウィルソンテソーロがどうなるか注目しています。
私が考えるチャンピオンズCの特徴
（独断と偏見のあり）
- 主要ステップはJBCクラシック、南部杯、みやこSが多く馬券に絡んでいます。（みやこSは２，３着馬候補）
- 武蔵野Sは２度２着がありますが勝ち馬がなく、それ以外ステップでは１頭ずつしか例がありません。
- みやこSは６頭馬券に絡みながらも勝ち馬がいないことからみやこSステップで勝つ確率は低いと判断します。
- 一番良いステップがJBCクラシック３～５着からで、次に南部杯を連勝で勝ってくるか、みやこSを負けて来るパターン、他は連続連対か連勝パターンとみます。
2024年チャンピオンズCの予想
-
◎ ４ ペプチドナイル
〇 ２ レモンポップ
▲１２ サンライズジパング
△ ６ ドゥラエレーデ
△ ５ ペイシャエス
上位人気馬の考察
レモンポップ
去年と同じ南部杯を勝ってからの参戦です。
南部杯は去年は2.0秒（大差勝ち）でしたが、今年は3/4馬身差勝ちでした。これをどう考えるか。
また、チャンピオンズCは中京コースになってから連覇がいません。意外と連覇が難しいレースの可能性があります。
ウィルソンテソーロ
去年はJBCクラシックを5着に負けてからチャンピオンズC2着にきましたが、今年はJBCクラシックを勝っての参戦です。
普通に考えると良いのですが、JBCクラシックは勝っての参戦は成績が落ちる傾向があります。
データ的にはウィルソンテソーロは危険な人気馬ということになります。
サンライズジパング
3歳馬で皐月賞、ダービーと芝G1を惨敗したあとにダート路線に変更し、1着、3着、1着と良績を残しての参戦です。
3歳ダート三冠レースの最後のレースジャパンダートクラシックはフォーエバーヤングに1.2秒離されての3着なので馬の力的に疑問点があります。
みやこS勝ちのステップは過去の馬が成績が良くないためマイナスと思われます。
ペプチドナイル
今年のフェブラリーSの勝ち馬です。フェブラリーSとチャンピオンズCを同じ年に勝った馬は過去10年で2頭います（2.0.1.6）。可もなく不可もなくといったところでしょうか。
盛岡マイルからのステップは連勝して参戦ほしいところですが、5カ月明けだったので2着でも良いかもしれません。
ハギノアレグリアス
去年と同じくシリウスＳを勝ってからの参戦です。シリウスＳを勝って参戦はあまり良いデータではありません。
2022年のジュンライトボルトがシリウスＳとチャンピオンズＣを連勝していますが、2022年はシリウスＳが中京開催で、ジュンライトボルトはダートに路線変更して（2.1.0.0）という成績でしかも連勝中でした。
ハギノアレグリアスは連勝でもないため厳しいと見ます。
ガイアフォース
この馬はダート経験が1戦しかなく、しかもその1戦がフェブラリーS2着という実績です。かなり判断が難しい馬です。
安田記念4着からの参戦は6か月ぶりという点からさすがに厳しいと思われます。
ステップレースからの考察
武蔵野S
武蔵野Sはあまり良いステップではないと思われます。
ノンコノユメは4連勝中でした。ウェスタールンドは実績が乏しい馬でしたが2着になったことで、武蔵野Sの前走を連対して武蔵野Sを一けた着順で負けていれば抑える必要があると思われます。
ペイシャエスは穴馬候補になるかもしれません。
みやこS
みやこSの勝ち馬もあまり良いデータではないと思われます。2017年のテイエムジンソクは5戦連続連対中で近5走は5戦4勝でした。
サンライズジパングはダート路線に変更して近3走が1着3着1着です。ギリギリセーフかどうか取捨選択が難しいところです。
ドゥラエレーデとミトノオーは惨敗しており、巻き返しても3着までと思われます。
JBCクラシック
JBCクラシックは毎年開催コースが変わるレースです。データ的には３～５着に負けてからの参戦の方が良いようです。
過去に2022年のテーオーケインズや2020年のクリソベリルのように人気を背負いながら負けた馬もおり、JBCクラシック勝ち馬は人気のわりに負けることが多いと思います。
ウィルソンテソーロは怪しい人気馬の1頭と思われます。
盛岡マイル（南部杯）
連勝してくれば有力馬の1頭と思われます。
今年もレモンポップが勝ってきており、有力馬の1頭になります。
ペプチドナイルもフェブラリーS勝ちの後は安定しており、侮れない1頭と思われます。
ミックファイアは地方ダート戦に成績が偏っており、厳しいと見ます。
シリウスＳ
シリウスＳも勝ってくるのはあまり良くないステップと思われます。勝ってくる馬は連勝でないと厳しいと現時点では判断します。
ハギノアレグリアスはシリウスＳの前に平安Ｓを7着に負けており、安定感もない馬なので厳しいでしょう。
帝王賞
このレースは6月開催なのでステップにはなりませんが、相性は良くないレースと思われます。
ここで勝った場合はステップレースでは３～５着に負けて参戦の方が良いデータと思われます。
ウィルソンテソーロは帝王賞の後ステップレースでJBCクラシックを勝っており、余力が残っていないパターンと思われます。
エルムＳ
かなり関連性がないレースと思われます。2017年のテイエムジンソクは近5戦で（4.1.0.0）と5戦連続連対で挑んでいました。勢いと安定感がない馬は厳しいと見ます。
今年はどの馬も連続連対しておらず、厳しいでしょう。
フェブラリーS
フェブラリーSとチャンピオンズCの連勝は過去10年で2頭おり、可もなく不可もなくと思われます。
2017年のゴールドドリームはフェブラリーS勝った後、3戦連続して5着以下に負けてからのチャンピオンズC勝っているので意外と勢いは無くなっていても復活のパターンはあるかもしれません。
ペプチドナイルはかしわ記念3着で盛岡マイル2着からの参戦なので十分復活の可能性があると思われます。
前年のチャンピオンズC
データ的には連覇が難しいレースと思われます。逆に前年で惨敗していても巻き返しができるレースで、どの馬にもチャンスがあると思われます。
今年は前年に負けている馬も多く出ており、レモンポップの連覇はやはり難しいのではないかと見ています。
３着馬のローテ
JBCクラシック3着以内か、みやこS入着か惨敗組が良いかと思われます。
ウィルソンテソーロ、ドゥラエレーデあたりが良いかもしれません。
2024年チャンピオンズCの予想
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◎ ４ ペプチドナイル
〇 ２ レモンポップ
▲ １２ サンライズジパング
△ ６ ドゥラエレーデ
△５ ペイシャエス
総括
総括ですが、予想は難解でした。予想ではペプチドナイルかレモンポップが勝つとみています。
普通に考えればレモンポップでしたが、チャンピオンズCの連覇は難しいのではないかと疑問があり、対抗に落としました。
2，3着候補にサンライズジパング、ドゥラエレーデ、ペイシャエスをあげました。
人気の一角のウィルソンテソーロは相性が良くないJBCクラシックを勝って参戦しているので今回は余力無しと見て切らせていただきました。
最後に、この予想をお読みいただいた皆様へ、心から感謝の意をお伝えしたいと思います。競馬予想を通じて、私たちは競馬の魅力を共有し、一緒に競走馬たちの活躍を楽しむことができます。読んでくださる皆様が、素晴らしい競馬の瞬間を迎え、的中馬券を手に入れることを心より願っています。競馬は予測の難しいスポーツですが、その分感動も大きいもの。皆様にとって素晴らしい競馬の日となりますように。誠にありがとうございました。
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去年のチャンピオンズCの記事は→2023年 第23回チャンピオンズカップ 【過去9年のデータ】分析と傾向 危険な人気馬
一昨年のチャンピオンズCの記事は→2022年 第23回チャンピオンズカップ データ予想 テーオーケインズは切りか？
