2024年有馬記念の予想
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◎ 4 ブローザホーン
〇 5 ベラジオオペラ
▲ 3 アーバンシック
△16 シャフリヤール
△ 7 スターズオンアース
有馬記念の傾向
- 以前はジャパンカップで好走する馬が多く馬券に絡んでいましたが、最近は天皇賞秋からの馬の方がよく来ています。(しかし去年はジャパンカップの上位馬1,2,3着でした)
- ステップでは天皇賞秋、ジャパンカップ、菊花賞、エリザベス女王杯、海外G1レースになります。
- 2000m超のレースの実績も必要と思われます。2200m以上の重賞勝ち、G1入着実績は最低限必要と思われます。
- 前走大敗で巻き返せるのは天皇賞秋、ジャパンカップ、凱旋門賞のみ。基本は前走G1で入着かそれ以外は1着になります。
今年の有馬記念
- イクイノックスが引退し、ドウデュースが主役のはずが出走取消で混戦模様の今年の有馬記念。
- 3歳馬ではダービー馬のダノンデサイル、菊花賞馬のアーバンシックが出走し、3歳世代対その他の世代の様相になっています。
- 牝馬でもスターズオンアース、スタニングローズ、レガレイラと良いメンツがそろいました。
- ステップでは例年通り、天皇賞秋、ジャパンカップ、菊花賞組が主役で海外組も考えてよいと思われます。
私が考える有馬記念の特徴
(独断と偏見のあり)
- 春に実績を残して、秋の前走も入着できている馬というのが基本になってます。
- 2勝馬と3勝馬は勝てない可能性あり。4勝未満の馬はG1連対経験がないと2着も難しい。
- 天皇賞秋か菊花賞の後にジャパンパップ以外のレースに出た馬は消し。
- 年内に重賞1勝以上かG1連対実績必要。
- 前走5着以内。
- ①【前年秋以降にオープン以上を連勝か、重賞勝ちの後続けてG1連対した馬は惨敗続きでも連対できる】
- ②【過去2年の有馬記念で3着以内に入った馬はデータ関係なく買ってよい】
※以下は特注データ
上位人気馬の考察
アーバンシック
ドウデュースが出走取り消しとなって押し出された感じの1番人気になった感じです。
菊花賞馬の成績は過去20年で9頭出走(3.1.2.3)で、馬券に絡む率は高いと思われます。
懸念点とすると、今年の前半戦では未勝利で秋以降の連勝です。有馬記念は前半戦でも勝ちがあった馬が活躍する傾向があるのでその点が懸念点になります。
ダノンデサイル
今年のダービー馬です。過去のデータを見るとダービー馬がその年の有馬記念に出ることは少なく、過去20年でも7頭しかいません。7頭は(1.1.0.5)で今一つです。しかも連対した2頭はオルフェーヴル、ディープインパクトの2頭で3冠馬です。
3冠馬になれなかったダービー馬のダノンデサイルはここでの連対は難しいと考えます。
ベラジオオペラ
今年の大阪杯の勝ち馬です。大阪杯はG1になってまだ歴史が浅いので大阪杯馬というだけでは取捨選択はできません。現時点では大阪杯だけしか取っていない馬は難しいかもしれません。
ベラジオオペラの近5走は1着→2着→1着→3着→6着と安定感があります。今までの大阪杯馬にはない流れなので軽視はできないと見ます。
レガレイラ
去年のホープフルS馬です。ただし、今年は4戦未勝利で実績不足は否めません。
3歳馬が1年未勝利で過去にグラスワンダーが勝っていますが、4勝馬でした。しかも骨折で春は全休だったため秋からの始動でした。レガレイラは2勝馬で、春も出走しています(皐月賞とダービーだけなので勝つのは難しかったですが)ので実績がやはり足りないと思います。
ジャスティンパレス
去年の天皇賞春の勝ち馬です。去年は天皇賞秋も2着に来ていますが、今年は4戦未勝利で4着が最高です。衰えは否めないと思います。
有馬記念は前年の秋以降の成績を重視していますが、天皇賞秋2着くらいしか評価できず、あっても3着までではないかと考えています。
プログノーシス
この馬は評価が難しいです。2000mではかなり強く、6歳ながらまだ一線級と互角にできる力があります。データ的には2200m以上の重賞実績がない場合は3着までと考えています。
難しくしている点は2040m以下のレースしか経験がなく、2500mの有馬記念は未知数というところでしょうか。馬券にいれるかは迷っているのが本音です。
スターズオンアース
牝馬2冠で去年の有馬記念2着馬です。有馬記念はリピートが多いレースで、去年好走馬は黙って買えといえるかもしれません。
懸念点とすれば今年は2戦しかできておらず、順調さがかけています。ドバイ遠征と8カ月明けのジャパンカップのみなので目をつぶるかどうかになりますが、今回は3着までと考えています。
ステップ別の考察
ジャパンカップ
今年は入着馬からの参戦はジャスティンパレスのみで着外から多く参戦しています。
年内未勝利馬が多く、シュトルーヴェが重賞2勝、ブローザホーンがG1勝ちがあるので巻き返しの連対はこの2頭くらいと考えます。
菊花賞
菊花賞馬の有馬記念の成績は1984年以降21頭出走(7.3.2.9)です。連対した10頭のうち2冠以上の馬は6頭もいます。菊花賞のみだった馬に限定すると(3.1.2.7)とだいぶ成績が落ちます。
以上のデータを見るとアーバンシックは負ける可能性も十分ある馬と考えられます。
ダノンデサイルはダービー馬なので別格ですが、ダービーしか取れなかった馬は軽視の方向で良いと見ています。
天皇賞秋
表の中で天皇賞秋からの直行はベラジオオペラです。
データから見ると2000m超の勝ちがないので勝つのは難しいと考えます。ただし、2,3着は十分あると思われます。
宝塚記念
ブローザホーンはイナリワン、メジロパーマーのようなパターンとみてよいか難しいところです。
3着以下の馬はG1馬か前年入着馬でないと厳しいようです。
ベラジオオペラは大阪杯勝っているのでセーフかと思われます。
天皇賞春
天皇賞春だけの成績だと厳しいようです。
ブローザホーンは宝塚記念を勝っているので状態が良ければ十分好走できると思われます。
ディープボンドは近年は中距離でも苦戦しており、前走京都大賞典2着では足りないと思われます。
ダービー
ダービー馬は3冠馬でないと難しいと思われます。1986年のダイナガリバーだけはダービーしか勝っていませんが、菊花賞は2着でした。
ダノンデサイルは皐月賞除外、菊花賞は6着のダービー馬なので厳しいでしょう。
レガレイラは秋1度も連対していないのがネックです。
皐月賞
皐月賞は3着以内でないと厳しいようです。アーバンシックはセントライト記念と菊花賞を勝っているので巻き返せると思われますが、レガレイラは今年は他の実績がないので難しいと見ています。
日経賞
同じ中山2500mのレースですがあまりリンクしていないと思われます。
シュトルーヴェは3着までと見ます。
前年の有馬記念
トウカイテイオーを除けば1年のうちに重賞勝ちかG1連対実績は欲しいところです。
今年は去年出走したメンバー全頭が勝ちがありません。
唯一G1で連対しているシャフリヤールだけは可能性があるかもしれません。
それ以外はあっても3着までと見ます。
2024年有馬記念の予想
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◎ 4 ブローザホーン
〇 5 ベラジオオペラ
▲ 3 アーバンシック
△16 シャフリヤール
△ 7 スターズオンアース
総括
ドウデュースが出走取り消しになり、どの馬にもチャンスが出ているように見えましたが、データ的には印をつけた3頭が勝つ可能性が高いと見ています。
イクイノックス世代が強いとしたら5歳馬が勝つのではないかと思いブローザホーンの復活に賭けて本命にしました。
ドウデュースを軸に考えていたので、当日の馬券は変更になるかもしれません。気になる方は当日X、Instagramを参照してください。
3着馬のデータ
ジャパンカップ入着馬が筆頭で、ジャパンカップ惨敗のG1馬と菊花賞、天皇賞上位馬が次点と思われます。
今年でいうとジャスティンパレス、スターズオンアース、ブローザホーン、アーバンシックあたりが良いかもしれません。
最後に、この予想をお読みいただいた皆様へ、心から感謝の意をお伝えしたいと思います。競馬予想を通じて、私たちは競馬の魅力を共有し、一緒に競走馬たちの活躍を楽しむことができます。読んでくださる皆様が、素晴らしい競馬の瞬間を迎え、的中馬券を手に入れることを心より願っています。競馬は予測の難しいスポーツですが、その分感動も大きいもの。皆様にとって素晴らしい競馬の日となりますように。誠にありがとうございました。
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